2015.07.18更新
3歳なら50%ぐらいの子がおねしょをします。4歳でも約30%の子供がしていますが、
毎晩する子は10%弱です。
4歳で毎晩しているお子さんは、3歳の頃と
比べ、多少でも良くなっていれば経過を
見るだけで十分です。
もし、変化がなく、寝入りばなにおねしょを
していたり、布団がぐっしょり濡れるほど
大量のおねしょをしている場合は、
夕方以降の水分補給に注意しながら
経過を観察していきましょう。
5歳でも20%の子が、時々おねしょを
しています。
しかし毎晩となると4%に減ります。
寒くなると体が冷え、おねしょをしてしまう
ということもあります。
あくまで前年の同じ時期と比べて、少しでも
回数が減っていたり、おねしょの量が減って
いるなら、やがて卒業できるので
心配には及びません。
投稿者: 上條医院
2015.07.05更新
おねしょは、眠っている間に作られる
尿の量と、膀胱に貯める力のバランスが
崩れたときに起きます。
膀胱が小さいと少量の尿でもあふれて
しまうし、膀胱の大きさが普通でも、
大量に尿が作られたら朝までためておくのは
無理です、
しかも、まだ尿意を感じる力の弱い子供の
うちは、睡眠中に尿意で目がさめることは
まずありません
睡眠中は昼間のトイレトレーニングのように
意識的に訓練できません。
膀胱が大きくなるか、尿の量が減るかして、
膀胱と尿量のバランスがとれた時が、
おねしょの卒業になります。
投稿者: 上條医院
2015.06.25更新
生後まもない赤ちゃんは、大脳が
未発達なので、膀胱にある程度の
尿がたまったという情報が延髄に届くと、
反射的におしっこをします。
その後お座りができるころになると、
大脳の機能も発達して、無意識のうちに
おしっこを我慢し、膀胱にためられるように
なっていきます。
これは大脳皮質が発達して指令を
出すからです。
その結果、少しずつ膀胱が大きくなって
蓄尿力が増え、おしっこの間隔も
あくようになります。
こうした膀胱の発達には個人差があるので、
トイレが近く、頻繁におしっこをする
お子さんは、膀胱がまだ小さいということも
考えられます。
投稿者: 上條医院
2015.06.07更新
新生児のうちは、分泌も少ないのですが、
お座りができるころになると1回の
睡眠時間も長くなり、それに伴って分泌量も
増えてきます。
お昼寝をしなくなる頃には、大人と同じ
ような1日1回の長時間睡眠リズムが
出来上がります。
夜間の睡眠時間が長くなるにしたがって、
睡眠中の抗利尿ホルモンの量も増えます。
小学校低学年の頃には、一晩に作られる
尿の量は、だいたい200cc以下になります。
投稿者: 上條医院
2015.05.17更新
3時間おきにミルクを飲むような
赤ちゃんは、1日中おしっこをしています。
膀胱が小さいので1回20ccくらいの
おしっこを1日何回もします。
しかし成長するにしたがって、夜間は
おしっこをしなくてもすむようになります。
理由は寝ている間に分泌される
抗利尿ホルモンが増えるからです。
このホルモンは、睡眠中に脳下垂体後葉から
分泌され、おしっこの量を抑えたり濃縮して
くれたりします。
投稿者: 上條医院
2015.05.02更新
食べ物や飲み物から得た水分のうち
余分なものは、腎臓に集められて
尿となり、膀胱へと運ばれていきます。
膀胱におしっこがたまってくると、
その情報が脊髄神経を通って延髄、
そして大脳皮質に伝わり、おしっこが
したいという尿意を感じます。
幼いうちは、尿意を感じる力が弱いので、
気がついたときにはすでに膀胱が
一杯になっていて、お漏らししてしまう
こともよくあります。
人の体の中では、尿は1日中作り
続けられているので、寝ている間も
作られているわけです。
投稿者: 上條医院
2015.04.23更新
5歳でも20%ぐらいの子は、時々おねしょを
することを、ご存じですか?
坂本龍馬は12歳までおねしょを
していたそうです。
人はなぜ成長するとおねしょを
しなくなるのでしょうか。
これからおねしょについて勉強して
いきましょう。
初めてに言っておきやすが、今悩んでいる
お母さん、器質的な疾患がないおねしょは
時期がくればほとんど治ります。
安心して下さい。
投稿者: 上條医院
2014.11.09更新
当院ではアンドロゲン補充療法には
注射薬のエナルモンデポーを使用してます。
エナルモンデポー250mgを4週に1回注射し、
3回投与後に症状の改善があれば5回までを
1クールとして行っています。
現在10人以上の方に治療をしていますが、
ほとんどの方に症状の軽快を認め、また
副作用も特に認めておりません。
投稿者: 上條医院
2014.10.30更新
性機能症状の主な症状は勃起障害、
射精障害、性欲障害、オーガズム障害など
です。勃起障害に対しては、シルデナフィルを第一選択とします。
逆行性射精、射精量の減少に対しては
三環系抗うつ薬を使用します。
膣内射精障害、遅漏、性欲低下、
オーガズム障害、射精不能などは
専門書を参照して下さい。
投稿者: 上條医院