恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に
下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。
血尿が出てしまったときの対応について
血尿には、トイレではっきりわかるほどオシッコに色がついている「肉眼的血尿」とパッと見ただけではわからないけれど、検査すると血液反応が陽性になる「顕微鏡的血尿」があります。
血尿の原因
見てビックリ、肉眼的血尿
オシッコに血が混じっているのを見てしまうとビックリしますよね。
肉眼的血尿は、何らかの病態が存在することが多いので、速やかに検査をする必要があります。
女性に意外と多い、顕微鏡的血尿
自分では全然気がつかないのに、尿検査の結果「潜血反応あり」と出た場合も、とにかく一度ご来院ください。大半の場合、加齢によるものが多く、大事にはなりませんが、尿路悪性腫瘍や尿路結石、腎のう胞等が原因の場合もあります。
治療方法、流れ
検査は検尿と超音波検査
「オシッコのことだから脱がなければいけないの？」とお思いの方もたくさんいらっしゃいますが、泌尿器科では基本的に局部の視診や触診は行いません。
血尿で来院された男性患者様で50歳以上の方にはPSA採血
男性の場合、前立腺異常の場合もありうるので、採血で前立腺がんの有無を確認します。
稀には膀胱鏡検査も
膀胱結石、膀胱がん等が疑われる場合、膀胱鏡検査を行うことがあります。膀胱鏡とは膀胱を内視鏡で見る検査です。当院では、痛みの少ない軟性膀胱鏡を使用しております。
また、この検査は、当院が必要性を強く感じ、患者様のご納得が得られなければ行いません。
