生後まもない赤ちゃんは、大脳が
未発達なので、膀胱にある程度の
尿がたまったという情報が延髄に届くと、
反射的におしっこをします。
その後お座りができるころになると、
大脳の機能も発達して、無意識のうちに
おしっこを我慢し、膀胱にためられるように
なっていきます。
これは大脳皮質が発達して指令を
出すからです。
その結果、少しずつ膀胱が大きくなって
蓄尿力が増え、おしっこの間隔も
あくようになります。
こうした膀胱の発達には個人差があるので、
トイレが近く、頻繁におしっこをする
お子さんは、膀胱がまだ小さいということも
考えられます。
恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に
下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。