上條医院ブログ

恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に

下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。

詳しくはこちら

2013.05.29更新

 前立腺が大きいと前立腺癌になる?BPHで治療していると
将来前立腺癌になる?と質問されることがありますが
そのようなことはありません。BPHと癌は発生する場所が違います。
BPHは前立腺の移行領域と尿道周囲組織、前立腺癌は辺縁領域から
主に発生します。簡単に言えばBPHは内側、癌は外側です。
もちろん合併していることはあります。

投稿者: 上條医院

2013.05.23更新

  繰り返しますが、前立腺は加齢に従って大きくなりますが、
排尿困難を起こす原因の1つで、すべてではありません。
前立腺は膀胱の手前、尿道を囲むように存在します。
40歳後半を境に大きくなる人と、萎縮する人に分かれます。
将来前立腺が増大するか否かは、50歳前後で決定されるのです。

投稿者: 上條医院

2013.05.14更新

 少し難しくなりますが、夜間頻尿を引き起こす病態としては
膀胱容量の低下、夜間産生尿量の増加、睡眠障害の3つを
念頭におく必要があります。
BPHが関係する要因は、機能的膀胱容量の低下だけと言えます。
夜間頻尿を主訴とする患者さんの半数は、BPHの治療をしても
改善が期待できません。
つまり患者さんの夜間頻尿が、BPHを原因とするのか
その他に原因があるのかを見極めることが、最重要と考えます。

投稿者: 上條医院

  • 上條医院ブログ
  • 上條医院 オフィシャルサイト