BPHの検査はこれまでお話したように、触診、超音波検査、
尿流測定の他に、国際前立腺症状スコア(IPSS)と言う
代表的な自覚症状の程度を、点数で記入する質問表に
患者様自身が、答えを書き込むものもあります。
もちろん前立腺癌を否定するため、PSA採血を行います。
また場合によっては排尿日誌を記載して頂くこともあります。
1日排尿量、1回排尿量、昼間と夜間の排尿回数などを
把握することは、患者様の排尿状態を知ることができ、
特に頻尿の方には有用です。
恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に
下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。