1990年代に入って、前立腺肥大症に関する臨床的な知見は
飛躍的に増加しました。
前立腺は英語ではprostate、また前立腺肥大症は
benign prostatic hyperplasiaと言います。
hyperplasiaは過形成と言う意味で、細胞の増殖を伴っていることから
肥大(hypertrophy)と言うより、過形成と考えられているわけです。
どうでもいいことかもしれませんが、どちらも略せばBPHです。
本来は前立腺肥大症ではなく、前立腺過形成と言うべきなのかも
しれません。
豆知識ですが、医療関係者は前立腺肥大症を
BPHと言っています。手術をオペと言うのと同様です。
今後医療用語を時々紹介しますので、楽しみにしていて下さい。
恥ずかしくない泌尿器科治療を皆様に
下半身のお話をするのはどなたも恥ずかしいものです。だからといって治療をためらっていると、病状もよくなりません。
早期の回復を願って、恥ずかしさが少しでも軽くなるよう、スタッフ一同明るい雰囲気づくりに心がけています。